大人になって観る「不思議の国のアリス」|頭がぐるぐるする不思議体験
ディズニープラスを契約したので、手始めに「不思議の国のアリス」を観てみることにしました。
ディズニーランドでは「クイーン・オブ・ハートのバンケットホール」というレストランで、とてもお世話になっています。
ハートの女王のお城の庭にお邪魔しているような内装で、私はよくハンバーグを注文していました。
トランプ兵が並び、大きな花のランプ。
まさにアリスの世界観そのものです。
実は、アリスの映画をちゃんと通して観た記憶がありません。
ところどころの場面は思い出せるのに、話がどう繋がっていたのかは思い出せない。
幼い頃、母もディズニーが好きで、叔母の家にビデオがあった気がするので、おそらく、たぶん観ているはずなのですが……。
私の中の「不思議の国のアリス」のイメージは、
トランプ兵、傲慢な王女様、体を消したり現したりするチャシャ猫。
そんな断片的なものでした。
実際にアニメ版を観てみると、最初からファンタジー色がとても強く、場面がくるくると変わっていきます。
そして何より驚いたのは、思っていた以上にアリスが子どもっぽかったこと。
登場人物も「こんなに出てくるの?」と思うほど多く、
深く考えずに観た方がいいんだろうな、と思いつつも、
なぜあのウサギをそこまで必死に追いかけるのか、理由が掴めなかったり。
双子や、喋る花や虫たちも愉快なのに、どこか意地悪で、独特の間合いや時間感覚があるように感じました。
急かしているようで、時間を気にせず生きているようにも見える。
その雰囲気が、ウサギだけが時間に追われていることを、より強調している気がします。
ハートの女王のお城では、兵隊たちは何も疑問を持たず規律を守り、違反すれば即刻罰。
女王に夫がいたのも驚きでした。
完全に尻に敷かれていそうで、でもどこか女王をコントロールしている感じが面白い。
あんなにインパクトの強い女王やトランプ兵たちが、実はラスト近くにしか登場しないのも意外でした。
もっと物語の中盤から出てくるのかと思っていたので。
場面が次々と変わり、裁判の場面では道中で出会ったキャラクターたちが出てくるのに、決して味方ではない。
テンポはいいのに、あっという間に終わるわけでもない。
そのバランスが、この映画を飽きずに夢中で観てしまう理由なのかもしれません。
深く考えれば考えるほど頭がぐるぐるして、
まるでディズニーランドのティーカップに乗っているような感覚でした。
私の理解力が足りないだけかもしれませんが、
何も考えず、早い展開に身を任せて楽しむ――
それが一番正しい楽しみ方なのかなと思います。
最高に面白い作品でした。
次は何を観ようかな👀

